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このページではCPUの性能(スペック)の見方について紹介していきます。
- ゲーミングPC買うときにCPUってよく見るけどなに?
- スペックとか横文字が多くて分かりづらい…
僕自身、PC初心者のうちはスペック情報とかみてもよくわからないってのが正直なところでした。
しかし、その後いろんなゲームをしたりゲーム実況をYoutubeで配信している経験から、今ではゲーミングPCを選ぶときに重要なことがわかります。
というわけで、当時の自分と同じように
- CPU性能の基本的な見方って?
- 重いゲームをするためのおすすめCPUは?
初心者の方でも分かるように、ゲームでのCPUの役割やどういうCPUがゲームに良いのか紹介していきます。
CPUってそもそもなんなの?
CPUは略語です。もともとは以下の言い方です。
・英語で「セントラル・プロセッシング・ユニット」
・日本語で「中央処理装置」
簡単に説明すると、CPUはゲームの処理やマウスやキーボードなどの周辺機器のやりとりを行ってくれます。
CPUのスペックの見方
ここでは「Intel Core i5 9400F BOX」のCPUの製品を例として上げていきます。
1.メーカー名
2.種類
3.型番
4.記号
5.リテール品とバルグ品
Intel Core i5 9400F BOX
1. メーカー名 | 2. 種類 | 3. 型番 | 4. 記号 | 5. リテール品・バルグ品 |
---|---|---|---|---|
Intel | Core i5 | 9400 | F | BOX |
1.CPUのメーカー名、ブランド名
IntelというメーカでCPUの種類は2つの会社(メーカー)に分けられます。
Intel(インテル)
AMD(エー・エム・ディー)
現在はIntel(インテル)がCPU市場を独占している傾向にあります。
2.CPUの種類
Intelでは「Intel Core i5」や「Intel Core i7」、AMDでは「Phenom」や「A-Seris」などがあります。
デスクトップのパソコンとノートパソコンではCPUに違いがあります。
デスクトップパソコンのCPUはノートパソコンでは使用できません。
それと、Intel(インテル)のパソコンにAMD(エー・エム・ディー)のCPUを使う事は出来ないです。逆も一緒なので注意しましょう。
ゲーミングPCは排熱ようにマシン内に空間が必要だったり、構成するパーツが大きいものも入るようにデスクトップのパソコンが主流です。
以下ではデスクトップPCのみのCPUを例としてあげています。
Intel(インテル)
- Core i7
- Core i3
Core i5
AMD(エー・エム・ディー)
- FX
- A-siries
- Athlon
- Sempron
3.CPUの型番
Core i7、Core i5やCore i3などがあり「シリーズ名」で区分されています。
これは「コア アイ シリーズ」と呼びます。
「Intel Core i7」の中にもデスクトップ用やノートパソコン用があり、第何世代という呼び名で分けられおります。
2000番台、3000番台など、世代は番号によって種別されていて、世代の番号が高くなればなるほどCPUの性能はよくなります。
このCPUの世代と番号は第6世代Core iシリーズ「Skylake(スカイレイク)6000番台」といいます。
そして「世代」の事を「アーキテクチャ」といいます。
ここではIntel(インテル)のCPUのアーキテクチャを例に見て行きましょう。
Intel(インテル)の歴代CPU
第1世代Core iシリーズ Nehalem(ネハレム)
2008年から2011年頃の間に販売され、第1世代Core iシリーズの呼び方は「Nehalem(ネハレム)3桁の番号」といいます。
- Xeon
- Core i7
- Core i5
- Core i3
第2世代Core iシリーズ Sandy Bridge(サンディブリッジ)
2011年から2012年頃の間に販売され、第2世代Core iシリーズの呼び方は「Sandy Bridge(サンディブリッジ)2000番台」といいます。
- Xeon
- Core i7 Extreme
- Core i7
- Core i5
- Core i3
- Pentium
- Celeron
第3世代Core iシリーズ Ivy Bridge(アイビーブリッジ)
2012年から2014年頃の間に販売され、第3世代Core iシリーズの呼び方は「Ivy Bridge(アイビーブリッジ)3000番台」といいます。
- Xeon
- Core i7 Extreme
- Core i7
- Core i5
- Core i3
- Pentium
- Celeron
第4世代Core iシリーズ Haswell(ハズウェル)
2013年から2014年頃の間に販売され、第4世代Core iシリーズ「Haswell(ハズウェル)4000番台」といいます。
- Xeon
- Core i7 Extreme
- Core i7
- Core i5
- Core i3
- Pentium
- Celeron
第5世代Core iシリーズ Broadwell(ブロードウェル)
2014年から2015年の間に販売され2015年8月現在は第6世代の「Skylake(スカイレイク)」が販売され生産はされていません。第5世代Core iシリーズ「Broadwell(ブロードウェル)5000番台」といいます。
- Core i7
- Core i5
- Core i3
第6世代Core iシリーズ Skylake(スカイレイク)
2015年8月に販売され、第6世代Core iシリーズ「Skylake(スカイレイク)6000番台」といいます。
- Core i7
- Core i5
- Core i3
例えば「Core i7」の中にも世代によって様々なものがあり、基本的には番号が高くなればなるほどCPUの性能が良くなるという事でいいでしょう。
出費を抑えたいときは番号を低いものをチョイスすると良いでしょう。
番号の低いものを選ぶときは最新の番号からひとつ前のものを選ぶとそこそこ良いCPUを搭載できて出費を抑えることができます。
4. CPUの記号
CPUの記号には以下の意味があります。
代表的なCPUメーカーであるIntel(インテル)とAMD(エー・エム・ディ)は記号の意味が違うので、具体的に説明していきます。
K オーバークロック
Kという記号は「オーバークロック」という意味です。
「オーバークロック」とは「クロック周波数」を自分であげることができる機能です。
デメリットはそれだけCPU事態に負担が掛かかり発熱対策もしなければならず寿命は短くなります。
ゲーミングPCの場合はマラソンのように安定した動きを継続して行ってくれることが求められるためゲーム目的では必要ではないでしょう。
X 最上級モデル ( Extreme Edition の略 )
CPUの性能は高いですが値段もそれに比例して高いです。初心者の方が使う事は無いでしょう。
動画編集などのエンコード処理をする際は処理の時間が短くて済みます。
S デスクトップ用の低電圧版
通常のCPUより性能は落ちますが、消費電力、発熱が抑えられたデスクトップ用の低電圧版です。
T デスクトップ用の超低電圧版
「S デスクトップ用の低電圧版」よりも更に性能が落ちますが、更に消費電力、発熱が抑えられたデスクトップ用の超低電圧版です。
G 内蔵グラフィック搭載
CPUに「内臓グラフィック」機能が搭載されている意味です。
最近のCore i3、Core i5、Core i7には「内臓グラフィック」が搭載されていても「G」の記載されていません。
P 内蔵グラフィックが搭載されていない
CPUには本来、内蔵グラフィック機能が搭載されていますがこの内蔵グラフィック機能が搭載されていません。
通常版より消費電力と発熱が抑えられています。
BE オーバークロック
「オーバークロック」の意味があります。Intel(インテル)の「K」と一緒の意味です。
T 超低電圧版
低電圧版より更に消費電力と発熱が抑えられています。
5.リテール品とバルグ品について
リテール品のメリットは以下の付属品などがついていて「BOX」と呼ばれています。
- 箱
- 取扱説明書
- 延長保証期間
バルグ品は「BOX」と書かれていなければ「バルグ品」となります。
バルグ品のメリットは価格が安いことです。
デメリットはリテール品のような付属品がなかったり包装がプチプチのみなどがあります。
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